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ゴールデン・グローリー旋風 吹き荒れる!!

〜K-1 WORLD GP 2010 IN SEOUL〜(10月2日/韓国,ソウル)

ソウル大会を終えて改めて確信したことではあるが、我々ゴールデン・グローリー(以下GG)は世界中の格闘技業界において最も飛び抜けた存在である。
以下は私バス・ブーン(GG会長)の大会を振り返ってのレポートである。

9月14日、来るべきK-1 WGP ソウル大会に備え、10人のヘビー級戦士がタイのパタヤにあるGGジムへ旅立った。
彼等がヘッド・トレーナーである コー・“オビ・ワン”・ハマーズの作った殺人的なトレーニングスケジュールをこなした後、同月29日 5人のファイターがタイから、そしてシュルトがオランダから決戦の地である韓国へと向かった。

この大会のGGのトップバッターはハリド・“ディ・ファウスト”・アラブであった。彼は約2年というブランクを経てリングに戻ってきた。
第1ラウンドは攻勢ではあったものの、膝に傷を負った第2ラウンドは劣勢であった。第3ラウンドではセコンドのコー・ハマーズがタオルを投入し、ハリドの敗戦が決まった。GG初戦は実に不運な結果となったが、ここで勢いを失うGGではなかった。

GG第2戦はセルゲイ・ハリトーノフが日本のヘビー級ファイター佐藤匠を迎えての1戦であった。K-1初参戦となったダニエル・ギタ戦では敗北を喫したハリトーノフではあったが、敗戦から学んだことをこの試合では披露した。敗戦から学んだこと―それはローキックへの対応である。
この試合ではハリトーノフは佐藤のローキックを見事にブロックし、何度も佐藤に強烈なパンチ・ローキックのコンビネーションでカウンターを決めた。このことからも明らかなように、ローキックへの対応は完璧と言っても過言ではなく、ハリトーノフは学習能力の高さを証明した。
試合は第1ラウンド開始2分で8カウントのダウンを2回奪う程の圧倒的な内容であり、最終的には強烈な右フックで佐藤をマットに沈めた。 勝者 セルゲイ・ハリトーノフ 1ラウンドKO
この勝利により12月11日のリザーブファイトへの出場が決まった。

続いての登場はグーカン・サキであった。今年は彼にとって素晴らしい年であった。GGにとっての今年の最初の2勝は、1月と2月にサキによってもたらされた勝利であった。そして4月にはシング“心”ジャディブを判定で下し、アムステルダムアリーナでは2000人のファンの前でメルビン・マヌーフをKOで撃破した。
サキはFINAL16への出場に値する輝かしい実績を今年は残したのである!!
さて、サキのこの日の対戦相手はフレディ・ケマイヨとであった。ケマイヨは決して悪いファイターではないが、この日のサキは実にファンタスティックであった。何だかとても簡単に試合をしているようにさえ見えた。4,5発のパンチのコンビネーションからローキックを打ち込む様は、まさに彼の代名詞とも言うべき電光石火の攻撃であった。結局ケマイヨから3度のダウンを奪い、この日最速KOで勝利を飾った。

さて、エロール・ジマーマンであるが、非常に残念な結果となってしまった。
第2ラウンド開始早々、ジマーマンは飛び膝蹴りをダニエル・ギタに見舞ったが、逆にカウンターをもらい、続けてパンチのコンビネーションも食らってしまうことになった。ジマーマンは第2ラウンドの早い時間にKO負けを喫することとなった。
ジマーマンはFINAL8への出場権を失い、若いキャリアにおいて大きな後退となってしまった。

4タイムチャンピオンのセーム・シュルトのGP初戦は、才気溢れるファイター ヘスデイ・カラケスを迎えての1戦であった。カラケスは今年、かのバダ・ハリから反則勝ちを収めるなど充実しており、シュルトもこれに警戒を怠らなかった。
第1ラウンドはシュルト優勢であった。終盤、シュルトは顎に酷い傷を負ったが、これを何とか持ちこたえた。第2ラウンドもシュルト優勢。負傷によりいつも通りのシュルトではなかったが、第3ラウンドはカウンターもよく決まり、ディフェンスも見事であった。
この試合、判定により勝利したシュルトもFINAL8へ見事出場を決め、前人未到の5タイムチャンピオンへと好発進を切った。
シュルトに関する更なる情報は www.semmyschilt.com

FINAL16最終戦に出場したのはGGの誇る暴走機関車アリスター・オーフレーム。この夜の対戦相手はオーストラリアのハードヒッター ベン・エドワーズ。
エドワーズはオセアニア予選 全試合1ラウンドKOという凄まじい記録を打ち立てて優勝した強豪であり、アリスターも気にかける存在であった。
試合開始から、アリスターはベンに体を密接させてディフェンスをし、エドワーズを自由にさせることはなかった。エドワーズはただただパンチをぶん回すだけであった。するとアリスターはハードな右パンチをエドワーズに食らわせ8カウントのダウンを奪った。エドワーズが立ち上がってすぐさま、アリスターは再び右パンチを見舞い、再びエドワーズは8カウントのダウンすることとなった。
立つのがやっとのエドワーズに最後は強烈な右フックによってアリスターはKO勝利し、FINAL8への出場を決めた。アリスターは試合後のマイクでこの勝利をアフガニスタンで命を落とした友人の海軍特殊部隊隊員アダム・ブラウンに捧げた。
アリスターに関する更なる情報は www.thereem.com

私はこの大会に関わった全てのGGファイター達とトレーナー陣に感謝の意を述べ、そしてその労をねぎらいたい。

3人のGGファイター達がFINAL8へ進出を決め、GGは世界中で最高の格闘技チームであると証明した。GGジムはオランダ、ルーマニア、タイとそのブランドを急速に世界中に広めている。更には次の3ヵ月でドイツ・ベルリン,アメリカ・カリフォルニアにもオープン予定であり、今後ともGGの世界進出は止まることはない。

Story by バス・ブーン(ゴールデン・グローリー会長)

Photo's © FEG

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